相続対策にも優先順位があります。

1. 争族対策

争いのない円満な相続を実現することが何よりも大切です。
近年、家族関係の希薄化、経済事情の悪化などにより、もめる相続は激増しています。

財産の多い少ないは関係ありません。

事前に対策をしておくことで、相続争いを回避することは可能です。

2. 納税資金対策

相続税は申告期限までに原則として現金で一括納付する必要があります。
納税資金不足になり、あわてて土地を売却しなくて済むようにあらかじめ対策をたてておくことが肝心です。

納税資金確保対策、物納対策など。

3. 相続税対策

税法改正リスクを考慮した相続税対策をオーダーメイドでご提案いたします。

相続対策はまず、現状を把握することからはじまります。
どのような財産がいくらあるのか、全体像を把握した上で対策をはじめることが非常に大切です。相続財産の把握、相続税の試算のお手伝いをさせていただきます。

誰が何を相続するかにより、相続税の負担額、残された方のその後の生活が変わります。お客様の思いをおきかせいただいた上、プロの視点よりシミュレーションを行い、数パターンの結果をご提示、それぞれが導く効果、リスクについてアドバイスいたします。

相続のあらゆる現場を知っているからこそ可能なお手伝いをさせていただきます。ポイントを押さえたバランスのよい遺言書を作っておくことにより、もめない相続を実現し、煩わしい名義変更もスムーズに行うことができます。
遺言書作成は親の義務になりつつあります。
ご高齢の方には、できるだけ精神的に負担がかからないよう配慮させていただきます。
相続税がかからない方の遺言作成のご相談もお待ちしております。
どうぞお気軽にお問合せください。

土地評価減ができないか検討

不動産の評価により、相続税が大きく変わります。不動産の対策には時間を要するものもあります。いざ相続が発生してからあわてないですむよう、生前のうちに進めておきましょう。

固定資産税の見直し

過大になっている可能性がある固定資産税の見直しを行います。

土地の有効活用のご提案

キャッシュフローを重視した対策をご提案いたします。

相続税を下げるためだけのリスクの高い不動産投資は弊事務所ではお勧めしておりません。

生命保険は遺言書代わりに利用することができます。
相続人間のトラブル回避に有効です。
生命保険には相続税の申告上、非課税枠も設けられています。
納税資金対策にも有効です。
生命保険を上手に活用しましょう。

物納手続きには時間を要します。相続が発生してからでは間に合わないケースも多いです。手遅れにならないように事前に対策をしておくことが肝心です。

法人は相続対策にも有効に利用することができます。

ちょっとした工夫をするだけで、節税が可能です。