相続税申告のヤマ

 

 

 

相続税申告を行う上での最大のヤマ、それは「遺産分割協議」です。

 

 

遺産分割協議とは、「誰が」「どの遺産を」「どれだけ」相続するのかを、相続人全員で決める話し合いのことです。

 

私は、お客様の遺産分割協議がととのうと「相続税申告はほぼ終わったのも同然！」と、ホッと安心し、打ち上げに行きたくなります♪

 

 

相続専門の税理士として、遺産分割協議にあたってのアドバイスが腕の見せ所となります。

 

 

【　遺産分割協議のポイント　】

・相続税の納税資金に対して気を配っているか？

・残された配偶者の生活基盤（生活資金・自宅）の確保はできているか？

・小規模宅地等の特例、配偶者税額軽減などの特例をうまく活用できているか？

・事業継続について対応できているか？

・今回の相続だけでなく、二次相続（配偶者が亡くなった場合）も見据えて検討しているか？

 

などなど…

 

 

何に気をつけるべきか、何に重きを置くか、何が問題になるのかは案件ごとに異なるので、丁寧にヒアリングさせていただいています。

「一件たりとも同じ相続はない」のです。

 

 

◆

 

 

遺産分割協議の内容は、相続人の皆様のその後の生活に大きな影響をもたらします。

 

誰が何を相続するかによって、

・納める相続税の額も大きくかわってきます。

・財産の評価額も変わってきます。

・その後の所得税・消費税などの負担も変わってきます。

 

申告期限までに遺産分割協議がととのわないと、相続税の特例が適用できないなどのデメリットもあります。

 

 

 

色々と書いてしまいましたが、遺産分割協議は「相続の一番の要」だということを知っておいていただきたいです。