【相続税の節税方法】土地の評価額を減額する
- 2012年11月05日
「父が死亡しました。相続税の申告が必要です。相続税を節税する何か良い方法は無いでしょうか?」
相続税を節税する方法のひとつに、「財産の評価額を減額させる」があります。
単純な考え方ですが、財産の評価額が小さければ小さいほど、納める相続税も少なくて済みます。
「1000万円の預貯金口座」はどの税理士が評価しても同じ評価額1000万円になります。
しかし、土地は、どの税理士が評価するかによって評価額がかわってきます。
「100人が評価すると、100通りの評価方法がある」と言われます。
なぜでしょうか?
土地は、基本的には国税庁が毎年発表する路線価や倍率に基づき評価しますが、その評価規定は非常に大雑把だからです。
それゆえ、同じ土地でも、
ざっくりと評価した「1億円」という高い評価額でも規定に沿った正しい評価
テクニックを用いて「6000万円」まで圧縮した評価額でも規定に沿った正しい評価
という事態が発生するのです。
驚かれるかもしれませんが、土地の評価額が変わるだけで相続税が200~1000万円変わることはよくあります。
土地の評価額を下げることが相続税節税の大きなポイントです。
土地の評価は非常に奥が深く、一見、簡単に評価できそうな宅地でも、実は論点がたくさんあり難しい場合もあります。
土地の評価は、相続専門税理士にとって大きな醍醐味の一つです。
土地の評価額を1円でも下げることに私はやりがいを感じています!!
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