祖母の家と最後のお別れ…

こんにちは。

相続専門税理士の井川真理子です。

 

 

昨年のゴールデンウィークに、親戚みんなで、空き家になっている亡き祖母の家に向かいました。

 

祖母が長い間、ずっと一人で守ってきた、明治時代に建てられた古いおうちです。

 

 

 

相続で手放すことになったので、最後のお別れをするために向かいました。

 

 

 

手放すときいた時、覚悟はできていたけど、ひどくショックを受けました。。。

みんなの大切な思い出がたくさん詰まったお家だからです。

 

 

 

家に到着すると、家には祖母の匂いがそのまま残っていました。

 

 

亡くなって、もう10年以上たつのに、なんだか不思議でした。

 

 

 

奥から、エプロン姿の祖母が手を拭きながら、

「真理子ちゃん、よくきたね^^」

と迎えにでてくれそうな気がしました。

 

 

 

昔大勢で囲んだテーブル、子供の頃にいとこと身長を刻んだ柱、歯磨きをしながら眺めた山並みなど、当時のままでした。

 

 

 

古いタンスの引き出しをあけると、祖母が大切にしまっていた、へその緒や通知表、写真などが続々とでてきました。

 

奥の方から私が送った手紙もたくさんでてきたんです!

 

 

「お母さん、私の手紙がでてきたー!!!」

うれしくて、うれしくて、思わず叫んでしまいました。

 

 

 

 

祖母との絆を確認するかのように、それらの手紙を何度も何度も読み返しました。

 

 

 

 

一番古い手紙が4歳の時に書いたこの手紙です。

 

「もお16きろのたいじゅうになりました」と書かれています。

 

 

 

手紙を読むと、大好きな祖母の優しい笑顔が蘇ります。

 

 

 

家はもう手放してしまいましたが、祖母と私との楽しい思い出は、一生鮮やかに私の心の中に生き続けます。

 

 

タグ:,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*