祖母が息を引きとった時のこと
- 2018年10月09日
同居していた私の祖母は、私が小学校にあがる年のお正月に、70歳ちょっとの年齢で亡くなりました。
私はまだ幼いということで、入院中も病室には連れて行ってはもらえませんでした。
祖母が突然亡くなり、あまりにもショックで、祖母と一緒に庭に植え、お花を咲かせたマリーゴールドの花を根っこごとスコップで掘り起こして、冷たくなった祖母の枕元に供えたのを覚えています。生き返ることを一生懸命祈りながら。。
先日、地元愛媛に帰省した時、実家の古い書類の整理をしていると、現在病院の院長をしている兄が、職員さんのお給料袋に毎月入れている手紙が出てきました。
そこには祖母が息を引き取った時の病院での出来事が詳細に書かれていました。
私ははじめて、祖父が「何で死んだんじゃろか…」とつぶやいていた意味がわかりました。
※ 詳細は写真の兄の手紙参照
当時、医学生、現在病院長である兄に祖母は身をもって大切なことを教えてくれたんだと思います。
そして、父の言う通り、祖母は寿命がきたから亡くなったのだと思います。
祖母はリーダー的存在で華やかでカリスマ性があったと親しくさせていただいた方々から聞いています。
私も家の中でもそんな風に感じていました。
誰に対してもとても優しい祖母だったと、今でも祖母を知っている方から声をかけていただきます。
そんな大好きで心より尊敬する祖母を超えられる人間になるのが一番の供養だと考えています。