悲しみから立ち直ることができた不思議な体験
- 2012年05月25日
こんにちは!
相続専門税理士の井川真理子です。
相続のお仕事をはじめる前、 私のとても大切な人が突然天国に旅立ちました。
亡くなった直後は事実を冷静に受け止めていましたが、
時間が経つにつれ、私の心の中にポッカリと空いた穴はどんどん広がっていき、
その人のことを思っては涙があふれる毎日が続きました。
「悲しい時には泣いたほうがいい。そうすることで心の整理もできる。」
と、自分自身を肯定しながらも、、、
いつになったら心晴れる日はくるのか、、、
悲しみに暮れる毎日は続きました。。。
亡くなってひと月ほど経ったとき、不思議な夢を見ました。
◆
私は、実家の両親のベッドルームの天井の隅にフワフワ漂っていました。
どうやら私は死んでいるようでした。
父母はベッドに横たわり、声を殺しながら静かに涙を流していました。
「お父さん、お母さん、どうして泣いてるの?私が死んだから?
私は元気よ。すぐそばにいるよ。どうか泣かないで!!!」
直接語りかけることはできないけど、
天井の隅から必死になって気持ちを送り続けていました。
父母が泣いているのが、つらくてたまりませんでした。
◆
その夢をみた翌日から、悲しみはピタリとおさまりました。
私がいつまでも悲しんでいたら、お別れした大切な人もきっと悲しむ。
亡くなった人の分まで前向きに生きなければ申し訳ない。
夢で大切なことを教えてくれたように思えました。。。
それから少し経った四十九日の日。
テレビをみていると、しばらく使っていない古いビデオデッキが急に巻き戻しをはじめました。
なんで??リモコンも何も触っていないのに!!
その瞬間、「またね!」 それまで近くにいた大切な人が、
どこまでも澄み渡った秋空に向かって旅立ったように感じました。
すごく爽やかなお別れでした。
いつまでも悲しんでいたら天国に旅立った人も悲しむ。
悲しみは決して癒えることはありませんが、
亡くなった人の為にも、前に一歩踏み出す勇気を持ちたいものです。
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