【4ヶ月間の格闘…】 高槻ピアノリレーコンサートに出ました。
- 2013年03月26日
3月23日(土)に高槻現代劇場で行われた第19回 高槻ピアノリレーコンサートにでました。
私の4か月に及ぶ格闘が終わりました…。
あー!やっと終わった!
選んだ曲目はショパンのバラード第1番 Op.23。
ショパンの曲の中でも技術面・内容面ともに難曲中の難曲です。
大人になってピアノを再開して1年も満たない未熟な私にとって、相当なチャレンジ曲です。
あるオーディションを急に受けることになり、
昨年の11月末にピアノの先生が「バラード1番でいきましょう」とおっしゃった時点から私のチャレンジは始まりました。
昔弾いたことがある曲を選ぶこともできたのですが、困難な道を選びたがる傾向の私は、先生のおっしゃるとおり、あえて新曲バラード第1番を練習しはじめることにしました。
正月休み返上で練習しましたが、先生の期待に添うこともできず、一か月後のオーディションは散々な結果に終わりました…。
「もうこの曲は封印しよう…」
あまりの難しさにくじけてしまいそうになりましたが、
ピアノの先生が「伸び時に辞めるのはもったいない。3月のコンサートもこれでいきましょう。」と一言。
「ここであきらめるのは簡単。でも、克服する!!」
強い意志をもって練習を再開しました。
「本当に大丈夫かな?間に合うかな?」
年明けからは、税理士の仕事が一年で一番忙しい時期なので、ピアノの前に座れない日々が続きました。
でも、先生のご指導のおかげで、最終的には何とか舞台で披露できるレベル(?)までもっていけました。
4か月前、バラード1番を舞台上で楽譜無しで弾くなんて夢にも思いませんでした。
バラード1番を最初から最後まで弾くのにかかる時間は、クリスマス時点で27分、年明けに12分かかっていたところ、本番直前には暗譜で9分10秒と、演奏の内容はどうあれ、タイムはピアニストレベルまでもっていくことができました。
仕事もピアノも限られた時間で集中したせいか、自分の能力の限界を超えるレベル(質)に達したように思います。
プレッシャーと闘いながら必死に挑戦した4か月。
ピアノを弾くとアスリート並みに体力を消耗するので、本番直前はとにかくお肉をたべて追い込みを頑張りました。
先生、ピアノ仲間、家族にも「本当に間に合う?」と本番ギリギリまで多大な心配をおかけしました。
コンサート本番当日、やはり普段の環境と違うせいか、演奏中、かなり動揺してしまい、自分の精神の安定を保つのが精一杯で、ごまかしごまかしの演奏で、決して良い出来ではありませんでした…。
でも、聴きにきてくれた友人や家族が
「間違えたのわからなかった!」「かっこよかった!」「素晴らしかった!」「ずいぶん練習したんやね!」「感動した!」
と言葉をかけてくれたのが救いでした。
課題は山積みで反省点だらけ。
今、ようやくスタート時点にたてた感覚です。
でも、チャレンジしたことにより、少しだけ自信もついたし、大きな大きな学びがありました。
次回コンサートに出演する時はもっと易しい曲にしようと思います。
といいながら、皆様の耳障りにならない程度にまた難しい曲にチャレンジするかもしれません…。
応援してくださったピアノ仲間・友達・家族、私をここまで導いてくださったピアノの先生に心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!!
これからも楽しんでピアノを弾いていこうと思います♪